所得税 計算

※ 本ツールの結果は概算です。実際の税額は医療費控除・扶養控除・住宅ローン控除など個別の事情によって変わります。復興特別所得税は2037年までの各年分に適用されます。正確な金額は年末調整・確定申告、または税理士にご確認ください。

年収と雇用形態から所得税・復興特別所得税・納税額合計を概算します。2025年改正の給与所得控除・基礎控除に対応。

所得税 計算を、年収と雇用形態(会社員・パート/個人事業主)から素早く見積もれるツールです。2025年改正の給与所得控除・基礎控除、所得税の速算表、復興特別所得税(2.1%)に対応。社会保険料控除やその他の所得控除も任意で入力でき、課税所得・所得税・復興特別所得税・納税額合計を段階的に表示します。社会保険料計算や割引 計算とあわせてご活用ください。

この計算について

  • 計算方法:年収から給与所得控除を差し引いて給与所得を求め、基礎控除・社会保険料控除・その他の控除を差し引いた課税所得に、国税庁の速算表を適用して所得税を計算します。あわせて復興特別所得税(所得税額の2.1%)を加算します。
  • 根拠:2025年(令和7年)改正の給与所得控除・基礎控除と、国税庁公表の所得税速算表に基づきます。復興特別所得税は2037年分まで適用されます。
  • 注意:本ツールの結果は概算です。実際の税額は、社会保険料の金額、配偶者や扶養家族の状況、各種控除(医療費控除、住宅ローン控除など)によって変わります。正確な計算や申告については、国税庁のサイトや税務署・税理士にご確認ください。

所得税の計算の流れ

  1. 給与所得 = 給与収入(年収) − 給与所得控除
  2. 課税所得 = 給与所得 − 所得控除の合計(基礎控除、社会保険料控除、配偶者控除、扶養控除など)
  3. 所得税額 = 課税所得 × 税率 − 控除額(下の速算表)

所得税は、所得が多いほど税率が上がる累進課税です。なお、所得税とは別に住民税(おおむね課税所得の10%)もかかります。

所得税の税率(速算表)

課税所得税率控除額
1,000円〜194万9,000円5%0円
195万円〜329万9,000円10%97,500円
330万円〜694万9,000円20%427,500円
695万円〜899万9,000円23%636,000円
900万円〜1,799万9,000円33%1,536,000円
1,800万円〜3,999万9,000円40%2,796,000円
4,000万円〜45%4,796,000円

所得税の計算例

年収(給与収入)500万円の場合、この計算機では課税所得が2,880,000円となります。

  1. 課税所得288万円は速算表の「195万円〜329万9,000円」の区分です(税率10%、控除額97,500円)。
  2. 所得税額 = 2,880,000円 × 10% − 97,500円 = 190,500円
  3. 復興特別所得税 = 190,500円 × 2.1% = 4,000円(1円未満切り捨て。所得税額に対して別途かかります)
  4. 納税額合計 = 190,500円 + 4,000円 = 194,500円

年収別の所得税の早見表

会社員(給与所得のみ)で、社会保険料控除・その他の控除を入力しない場合の目安です。この計算機で実際に計算した値です。

年収課税所得所得税復興特別所得税納税額合計
200万円370,000円18,500円388円18,888円
300万円1,140,000円57,000円1,197円58,197円
400万円1,880,000円94,000円1,974円95,974円
500万円2,880,000円190,500円4,000円194,500円
600万円3,680,000円308,500円6,478円314,978円
700万円4,570,000円486,500円10,216円496,716円
800万円5,470,000円666,500円13,996円680,496円
1,000万円7,470,000円1,082,100円22,724円1,104,824円

社会保険料控除などを入力すると、課税所得が下がり、実際の税額はこの表より少なくなります。ご自分の条件では上の計算機でご確認ください。

こんなときに役立ちます

  • 転職・昇給で年収が変わったときの、手取りの変化の目安を知りたいとき
  • 副業収入にかかる税金の目安を知りたいとき
  • 年末調整と確定申告の前に、税額を事前にチェックしたいとき
  • ふるさと納税の控除上限を考える前提として、課税所得を確認したいとき

ふるさと納税の控除上限額そのものを試算したいときは、各種控除まで反映できるふるさと納税の詳細シミュレーションもご利用ください。

よくある間違い

  • 年収(給与収入)と課税所得を同じものだと思ってしまう。課税所得は、給与所得控除や各種控除を差し引いた後の金額です。
  • 所得税だけを見て住民税を忘れる。住民税は別にかかり、おおむね課税所得の10%が目安です。
  • 副業の「20万円以下なら申告不要」のルールを住民税にも当てはめてしまう。所得税の申告が不要な場合でも、住民税の申告が必要なことがあります。

所得税 計算の使い方

  1. 年収(額面)を入力する

    年間の総支給額(額面)を円で入力します。個人事業主の方は経費を差し引いた所得を入力してください。

  2. 雇用形態を選ぶ

    会社員・パート/アルバイトの場合は「会社員」、個人事業主の方は「個人事業主」を選択します。

  3. 控除額を入力(任意)

    社会保険料控除額と、その他の所得控除(生命保険料控除・医療費控除等)があれば入力します。不明な場合は0のままで概算できます。

  4. 所得税額を計算する

    給与所得控除・給与所得・基礎控除・課税所得・所得税・復興特別所得税・納税額合計がその場で表示されます。

所得税の計算に関するよくある質問

給与所得控除とは?

会社員・パート・アルバイトなど給与所得者に一律で認められる控除です。年収に応じて計算式が変わり、2025年改正では最低額が65万円に引き上げられました。

基礎控除とは?

すべての納税者に認められる基本的な所得控除です。2025年以降は合計所得金額に応じて段階的に変動し、132万円以下では95万円、多くの給与所得者では58万円〜88万円となります。

所得控除と税額控除の違いは?

所得控除は課税所得を計算する前に所得から差し引くもの(基礎控除・社会保険料控除など)、税額控除は算出された税額から直接差し引くもの(住宅ローン控除など)です。本ツールでは所得控除のみ扱います。

復興特別所得税はなぜ加算されるの?

東日本大震災からの復興財源を確保するために、所得税額の2.1%が上乗せされる税金です。2013年から2037年までの各年分に適用されます。

計算結果は正確ですか?

本ツールは概算であり、扶養控除・医療費控除・住宅ローン控除など個別事情は反映されません。正確な税額は年末調整・確定申告や税理士にご確認ください。

所得税と住民税は何が違いますか?

所得税は国に納める税金で、その年の所得に対して年末調整や確定申告で精算されます。住民税は都道府県・市区町村に納める税金で、前年の所得をもとに計算され、翌年6月ごろから納付が始まります。所得税の計算では住民税は含まれないため、あわせて見積もる場合は住民税(おおむね課税所得の10%)も見ておきましょう。

年収が同じでも所得税が違うのはなぜですか?

控除の内容が人によって違うためです。社会保険料の額、配偶者や扶養家族の有無、生命保険料控除などによって課税所得が変わり、税額も変わります。